• 大矢祥一

ターコイズとは?ターコイズの魅力・歴史・種類を解説



鮮やかな空色で、私達を未来に導いてくれるかのような石「ターコイズ」は、12月の誕生石としても愛用されています。

今回は、ターコイズの数々の魅力について迫ってみましょう。


ターコイズの歴史


ターコイズとは、トルコ石とも呼ばれることがある爽やかな青色の石です。

ただし、実際にはターコイズは、トルコで産出される訳ではありません。

シルクロードを経由、 トルコ商人によって、ヨーロッパ各地にもたらされるようになったことからこのような名前がつくことになりました。


ターコイズは、それほど長い歴史を持っているということではなく、ヨーロッパでは、14世紀以降に人気が出始めたと言われています。

ターコイズは、実際にはエジプトの北東部シナイ半島、イラン、中央アジア、中国、オーストラリア、中南米、アメリカ南西部あたりで産出されています。


これらエリアからも想像がつくように、ターコイズは、古代エジプト文明、アステカ文明、メソポタミア文明、インダス文明といった大きな文明が起きた地域で、権力者たちによって愛された石だったようです。


例えば、大昔、ターコイズは、儀式としてのナイフ、また武具としての盾(タテ)に使われていました。

また、神聖なシーンでターコイズが装飾として使われることもあります。

あるいはお守りとしても使われることがあり、現代においてパワーストーンとして活用されています。

ターコイズは、身につける人たちの体調によって色を変え、悪い運から救ってくれる石として捉えられていました。

旅人たちもトラブルから救ってもらうため、お守りとして活用しています。

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ターコイズとはどのような石か


ターコイズという石は、何万年の長い時間をかけて誕生することになります。

大地に降り注いだ雨が大地を通過し、濾過、浸透し、水が他の成分と合わさり、少しずつ少しずつ生成されるのです。


また希にですが、ターコイズは仮晶(鉱物の結晶形が保たれたまま、中身が別の鉱物によって置き換わること)し、長石、燐灰石、他の鉱物、また化石と入れ替わることがあります。

さらにターコイズには、茶色、黒の模様が混ざっていることがあります。


この模様はマトリックスと呼ばれ、他の鉱石を囲むようにしてターコイズが生成されます。

スパイダーウェブは、蜘蛛の巣状のマトリックスで、高い価値があります。

スパイダーウェブ・ブラックウェブ・レッドウェブ・ウォーターウェブなど、 母岩や混ざる鉱石の違いによっていろいろな呼び方がされるようになりました。


ターコイズの色は、銅、鉄、亜鉛、アルミニウムなど含まれるものによって変化します。

銅の量が多いとターコイズの青みが強まります。鉄や亜鉛が含まれることで緑色がかって来ます。


また、ターコイズの硬さはダイヤモンドが10なのに対して、5~6あたりです。

多孔質(表面には穴が多い)であるため、比較的やわらかさがあります。

ハイグレードターコイズは、硬度も条件です。

硬度を持っているターコイズは、表面の凸凹も少なくなり、不純物が浸透しにくいので変色しにくい傾向があります。

濃い青色の発色があり、細かなスパイダーウェブ、また艶のあるものがハイグレードとされています。


加工においても、実際に採掘するターコイズの10%程度のものしか、天然の状態では使用出来ないと言われています。

つまり、採掘されるターコイズの90%は、硬度が足りないためにカットなどされることに耐えることができません。

また、密度が足りないことから商品として成り立たないこともあります。

そのため、ターコイズをなんとしても商品として活用するため、「加工」という発想も生まれて来ます。


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加工方法


「Enhanced」は、加工によって硬度をあげます。